聖地沼津の旅は「なんかいいな」の連続だった①
2018年7月14日(土)、静岡県沼津市の市街を流れる狩野川のほとりにある「かのがわ風のテラス」において、アマチュアの演奏家達による人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の音楽を演奏するイベント、「音で沼津を照らしたい(通称おとぬま)」が開催され、妻と友人達と聴きに行ってきました。(現在2019年は2月後半、2018年の暮れに子供が生まれた為、空いた時間を見つけて少しづつ記事を書きました)
本日…じゃなかった日付回っちゃったので昨日は第一回音で沼津を照らしたいコンサートのリハでした!
— 音で沼津を照らしたい@8/11東S6a (@otonuma) 2018年7月1日
内容について多くは語りませんが、絶対に来て後悔させない内容になることはあの場にいた全員が確信できたのではないかと!
7/14(土) 16:00〜かのがわ風のテラスにてお待ちしております!#おとぬま pic.twitter.com/KRHMbUGsMa
当日はかなりの晴天で、会場近隣の「沼津リバーサイドホテル」さんが、イベントの支援に飲み物(アルコールもあり)やおつまみの出店も出していたので、狩野川の風に当たり、お酒を飲みながら、好きなアニメの好きな音楽を聴ける最高のイベントでした。
終盤は500人は超えるお客さんが演奏に聞き入っていたと思います。
ツイッターで「#おとぬま」で検索すると当日の写真や動画映像が出てきますので、興味のある方は是非。
MIRACLE WAVE / Aqours
— 音で沼津を照らしたい@8/11東S6a (@otonuma) 2018年8月1日
Covered by #おとぬま & シャイニーウインドオーケストラ
千歌ちゃん誕生日おめでとう🍊🍊🍊7月14日に開催された「第一回 音で沼津を照らしたいコンサート」よりMIRACLE WAVEの模様をどうぞ!#高海千歌生誕祭2018 #lovelive #lovelive_sunshine
編集:@RPEvangelist pic.twitter.com/0MDcmtTqdF
上の動画は当日の様子が撮影されたものです。終始良い雰囲気でした。
地元の音楽イベントも良く開催されている場所らしいですが、すぐ近くにマンションもホテルもあるので東京だとこの手のイベントは難しいかもしれませんね。。
(とはいえ、少し離れると狩野川の喧騒もあってか殆ど音が聞こえませんでした)
このイベントを主催したのは東京で「ラブライブ!」シリーズのセッション会をしているグループ。主催のバンドはイベント名と同じ「沼津を音で照らしたい」さん。
彼らはこのイベントに向けて長い準備を積んできたようで、沼津市の各商店街の商店にもポスターが張られていて、地元の人にも応援して貰えていたイベントなのが伺えました。
このイベントの開催以前に沼津市の神社のお祭りのイベントに参加したり、沼津リバーサイドホテルの大きな会場で行われる地元のイベントにもバンドで参加していたり、長く地元の人と交流を築いていた事もこのイベントが地元の支援を受けた一因なんだろうなと感じられました。
昨年の沼津市で行われたイベントではドラムをカルチャースクールで習っている商店街のご婦人と「ラブライブ!サンシャイン!!」の曲をセッションした事もあったそう。
バンドメンバーが全員、ラブライブ関連のTシャツ・衣装ではなく、沼津市の市役所等で売っている「PROUD 沼津」と書かれたTシャツを着ていたのも地元の人と、外の人の”想いあう感”が感じられて良いなぁと。
不自然なカルテットさんのギャラハイが良すぎた…#おとぬま pic.twitter.com/xSAFia9NSa
— しゅー (@1AZALEA1) 2018年7月14日
↑当日は弦の四重奏グループも参加。しっとりとした音楽空間も最高だった。
自分の出来うる限りの最高のメンバーを集めて、一番生演奏で聴きたかった楽曲を、一番聴きたい場所で演奏してもらっている時の僕の気持ちなんて到底言葉に表現できるはずがない。夢を叶えるっていうのはこういうことなんですよね。 #おとぬま pic.twitter.com/lnLMQgyXOJ
— のえる@おとぬま 8/11東S6a (@noel99l) 2018年7月15日
↑主催ののえる氏のツイート。実は偶然このイベントの2週間前に彼とお会いする機会がありましたが、熱量を持って周りの人を巻き込んでイベントを引っ張る姿は同アニメのAqoursのリーダーとどこか被るよう見えました。
何かをやる時に必要なのは熱量だよなぁと。同作品を見ても、彼らのようにイベントを開催する人達を見ても思います。
余談を一つ。
当日の晴天もあって、沼津リバーサイドホテルさんの出店、大忙しでした。
従業員の方が忙しく働いていて、「もし”理解できないアニメ”の為に何故働かないと行けないんだ。とか思っていたら可愛そうだなぁ。。」とかちょっと昭和生まれのオタク的卑屈な感じになって居たんですが、ビールを注文したときに従業員のおねーさんが演奏されていた曲を聞いて「私この曲好き~」と言っていて、「あ、知っているんだ」と嬉しくなりました。
漁港の土産屋でかき氷を頼んだ時も、50代くらいの派手目のご婦人が「私は黒澤ダイヤ推しで、あのおばちゃんもラブライバーなんだよね」と話しかけて来て下さって、アニメという共通言語でちょっとした会話が出来る楽しみがありました。
沼津のお店の方はラブライバーに気さくに話しかけて下さいます。そしてラブライブに詳しい。オタクコンテンツが好きという事でオタクではない人たちに歓迎される機会なんて人生でほとんど経験が無かったので、新鮮な体験でした。
高まった熱量を消費すべく、沼津の街や人々、ファンの皆さんにも、「お、なんかいいな」と思う事が沢山あったのでその一部をご紹介できればと思います。
②へつづく